ロシアのファッション事情(レディース服その2)

 

こんにちは。ロシアのファッション事情へのアクセス数の多さにびっくりしました。しばらく放置していたのでだいぶ間が空いてしまいましたが、

続けてこの記事では、よりモード系なブランドの紹介をしていきます。

価格帯は前の記事より上で、品質にもこだわりがあるブランドです。私見ですが、若手デザイナーのブランドが多く、生産ラインの都合などで、品質にばらつきがあることもあるようです。すくなくとも顧客の声にそういった状況が反映されているのを見ることがありました。

これらのブランドに欠かせないのがブロガーの存在です。若く、スタイル、そしてセンスがよく、文才のある女の子たちがさりげない毎日の写真の中で、ブランドの服をまとい、しっかりブランド名をタグ付けし、彼女たちにあこがれるフォロワーがリンクを飛んでブランドのページにたどり着けるようになっているのです。場合によってはプロモコードを提供することもあります。ブロガーもそれぞれ特徴があるのですが、自分のスタイルから外れず、自然にブランドを選ぶのはさすがだと思います。

 

1 PRIVATE SUN

PRIVATE SUN

モスクワのブランド。フェミニンとマスキュリンの融合としてのオーバーサイズを提案。ウエストを強調しないブランドがあるなんて、と驚くほど、このブランドのオーバーサイズは衝撃的でした。今年はガウンコートがとてもはやりましたが、個々のブランドはもちろん、ゆったりとしたオーバーサイズのコートを提案。

 

2 So  Number One

Главная :: So Number One

ペテルブルクのブランド。2013年に登場した新鋭ブランドで、チュールスカートで一躍有名になりました。空気のように軽いチュールを何枚も重ねたスカートやドレスが特徴的。ワガノワ・アカデミーの生徒や、バレリーナをモデルにすることも。2万円前後から3万円くらいの価格帯。

 

3 Уста к устам

Уста к устам

 こちらも同じくペテルブルクのブランド。ナチュラル系とでも言えるでしょうか。日本の森っぽい雰囲気と比べるとだいぶ生地が丈夫(というかごつい)です。

もこもこした帽子とか、あまりぴったりしないシルエットとか、かわいいですね。

 

4 Nepovtorimie

https://nepovtorimie.ru/

Черешня (cherry)というワンピースラインを内包したペテルブルクのブランド。韓国のブランドの服を扱うこともありますが基本的にはペテルブルクで作っているようです。

2のSo number oneほどモード寄りではないですが、女性らしさ、フェミニンな感じを前面に押し出しながらも、決して子供っぽくはならないのがさすがロシアブランド。色もパステル系やくすみ系など日本のブランドよりもカラーバリエーションが多い気がします。髪の色、目の色がみんな違うからでしょうか。

 

ほかにもロシアの新鋭デザイナーは増えていて、面白いのですが、着やすそうで価格帯もそこそこのところとなると、こんな感じになります。

日本だったらもっと価格帯も、デザインもバリエーションがたくさんあるのにと思いますが、それまでは外資系(Sister JaneやTOP SHOP, HandM, ZARAなどなど)一本だった若者向けブランドが、欧米間の関係悪化や経済悪化により値上げや撤退などに追い込まれて、ようやくロシアでもロシアのブランドを、という流れになっているのかなと思います。

そうはいっても日本と比べても割高ラインのブランドなので、やはり中間層以上向けなのでしょう。

 

私見にすぎませんが、どのブランドも2010年以降にできた新しいブランドで、業界に新風を!という意気込みが感じられます。身長や顔立ちなどもあって全部が全部日本人に合うわけではありませんが、日本にはなかなかない色使いやデザインが楽しめます。

 

ちなみに、ユニクロもロシアではどんどん店舗数が増加中。日本と比べればもちろん価格は割高設定ですが、外資系のほかのブランドと比べれば同程度かむしろ安いくらい、その上品質はどこにも負けない。ごてごてしないシンプルなデザインがミニマリスティックで、神秘的な日の出づる国日本へのイメージと相まって、受けているようです。正直着た時のラインなどロシア人はどうなんだ?と思っていましたが、UNIQLO U などこだわったデザインもあり、カラー展開も豊富でばっちり、という印象。

 

もともとソ連時代は外国製品を密輸し知り合いを通じてあの手この手で手に入れておしゃれをしていたロシア人。彼らから実際に「ロシアは洋服は苦手分野」という声も聞いたことがありますが、みなさん自分に何が似合うかを吟味して(それも結構なスピードで決断する)、服を選んでいます。

あと結構な頻度で服が似合っていたり、ちょっと良いものを着ているととほめてくれます。

日本と比べればもちろん体のラインを出すおしゃれは顕著ですが、上記のブランドに挙げたように、流行は、女性らしさや自然体、ナチュラルな自分らしさを引き出せるものが主流になっています。

カラー診断や骨格診断などが最近日本では流行っているようですが、それって裏を返せば「(服が)自分に似合うかどうか」。日本人も黒髪黒い目黄みがかった肌だけではありませんし体格や骨格もひとそれぞれ。ネットの買い物はもちろん便利ですが、自分に似合うかどうかは着てみた印象と確かな目(偉そう笑)をもつことがやはり大事なのでしょう。ロシアのブランドの話から日本の話になってしまいましたが、そんなことを思ったのでした。

 

思いがけずアクセスが多くてびっくりしましたが、自己満で書いていたブログで、いったいどういう方が読んでいらっしゃるのか全く見当もつかず・・・

何かこの話をしてほしいとか、ここもっと掘り下げてほしいとか、要望があったらコメントいただけたら参考になります。

では、次はファッション事情冬編でも書きたいと思います。ではまた!