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香水の話-4

香水の話-4

 
3からだいぶ間が空いてしまいましたが、最近の香水の話をしたいと思います。
わたしはだいたいフローラル系の香りが好みであまりムワッとする香りやソーダのような香りは頭痛がする。
 
話はそれるが、書きそびれていた香水の話がある。GUCCIのFlora by GUCCI Georgeous Gardeniaである。ヨーロッパに住んでいた時使っていたが、帰国後香りのキツさにびっくりした。購入時はわたしの本来の香りにもよく馴染んで、かつささやかな自己主張のある香りで気に入って買って、使いきるのもかなり早かった覚えがある。やはり日本とヨーロッパでは気候や人間がまるで違うのだ。そして香水の効果も。寒く灰色の冬、Flora by GUCCIの香りは日常に春の華やぎを、確かにもたらしてくれていた。
 
 
最近はアロマにはまるようになり、といってもごく初歩的な段階なのだが、化粧水や虫除けスプレーを手作りしたり、PMS緩和のためにオイル(ホホバオイル+ヴァーベナのエッセンシャルオイル)でマッサージしたりするようになった。それにつれてより自然な、ささやかな香りに惹かれるようになり、Jo Maloneに手を出したのである。
 
Jo Maloneの直営店は入るのに勇気が必要だったが、店員さんも優しく気苦労は杞憂であった。事前知識も何もない中、全種類を試しながら直感に問いかける。正直、思ったよりもツンとしたアルコールっぽい匂いがして、大丈夫かなぁと心配になるほどだったのだが、迷いに迷った末、ネクタリン ブロッサム&ハニーコロンを選んだ。
 
 
大正解で、小さな30mlのボトルよりも大きい100mlの方が得なのだが最初なので小さい方を選んだことを、若干後悔するほどだった。
つけていて背伸びをしなくていい香り。自然体でいる自分をすんなり受け入れてくれる。非常に個人的な感想だが、子供の頃、とっても美味しいジューシーな木の実を想像しながら友達と遊んだことがあったが、そんな香り。たまに、ジュースとかお茶とかでその香りを見つけると幸せな気持ちになる。…桃だったのだろうか。
 
香水はほっておくと香りが飛ぶが、わたしは鼻が弱いのでじゃばじゃばつけるとクシャミが止まらなくなる。さらに、たまにつけることを平気で忘れる。なので、今のところは手持ちの香水を使い切ることを目標にしている。もちろん、ルタンスのベルリンから来た少女と鉄の処女は大好きな香水で、手元に置いておきたい気持ちやまやまに、何度も値段とにらめっこしながら考え込んでしまうのだが… 
 
 
今この時を思い出させる香りは、何がいいかな、ということは常に考えるようにしている。香りは思っている以上に記憶に強く結びついてしまうから。何事もわたしは保守に走る性格で、まだ20代半ばにしてこれはまずいのではないかと常日頃から思っている。
香水にしても、もっと色々試したい気持ちもある。もっともあまり贅沢もできないのだけど。でも香りを纏うことは、ずっと楽しみたい。
これで一通り、これまでの香水遍歴は辿ったかなと思います。結構書くのが楽しかったので、また機会があったら更新したいです。